こんにちは。副業で本業を超えることが目標の菅生です。
このブログでは、私が副業の実践のために調べたり行った経験を書き連ねています。
本記事は
- 投資未経験者、投資初心者の方
- つみたてNISAに興味がある方
- 老後に向けた資産形成に不安がある方
このような方向けの投資入門のまとめ記事です。
この記事を読むと
・つみたてNISAの概要から、実際の購入方法まで一気に理解できます。
これまで、つみたてNISAを中心とした、
投資に係る記事をいくつか書いてまいりました。
本記事は、それらの記事をまとめた言わば「つみたてNISA入門講座まとめ集」です。
この記事を読めば、つみたてNISAのことを一通り知ることができ、
且つ各章のリンク先の記事もお読みいただければ、さらに深く理解することができます。
なお、この記事を書いている菅生は、金融業界に9年勤め、本職は財務経理です。
そのため証券×税務の分野には知見がありますので、ご安心いただければ幸いです。
【まとめのまとめ】
- つみたてNISAとは非課税投資枠制度のこと
- インデックスファンドに積立よう
- 証券口座はSBI証券がおすすめ
- 勉強には「ウォール街のランダム・ウォーカー」がおすすめ
つみたてNISAで老後に向けた資産形成をしよう!
投資を始める前に、まずは投資を行う目的を定めましょう。
本記事ではつみたてNISAの解説を主として行いますが、
つみたてNISAは「長期間かけてコツコツと資産形成」したい人向きです。
ひと口に投資といっても、いろいろな方法があり、
目的によって、実践すべき投資は異なります。
例えば、
「ハイリスクハイリターンな投資で一攫千金したい」
という方であれば、FXや仮想通貨投資が良いでしょう。
「ゲーム感覚で投資を学んでみたい」
という方であれば、最近は「ポイント投資」といったものがあり、
貯まったポイントを活用することで支出なしで投資にチャレンジできます。
既に記載しましたが、つみたてNISAは
- 長期間かけてコツコツと資産形成したい
- 老後の資産形成をしたい
- あまり高いリスクは取りたくない
といった人向けです。
つまり、
「大儲けはできないかもしれないが、堅実に資産を増やしていく」
ことを目的とした方にマッチします。
もっとも、毎月積み立てるだけなので、手間もかからず、
「気づけば大きな資産になっていた」という将来を実現する手段なので、
目的を問わずどなたでも実践して損はないのでは、とも個人的には思います。
それでは、つみたてNISAの概要から、実際の購入まで、解説していきたいと思います。
つみたてNISAとはどのような制度か理解しよう
つみたてNISAとは「非課税投資枠制度」のことです。
時々、つみたてNISAを金融商品と認識している方がいらっしゃいますが、
つみたてNISAとは税制度のひとつであり、証券会社の商品やサービスではありません。
簡単に説明しますと、
「株式の売買によって本来発生する税金を納めなくてもいい制度」
というものになります。
本来なら株式の売買をした際、譲渡益の20.315%を税金として納める必要があります。
これが、丸ごと非課税となり、税金を納めなくても良いということになります!
たまに「つみたてNISA」って怪しい、という声を聞きますが、
つみたてNISAとは税金を納めずに済む「税制度」であり、
「本来納めるべき税金が、合法的に納めずに済む」
という手段を活かさない手はありません。
【まずはつみたてNISAについて学びましょう】
積立型の長期投資を行う際の注意点を知ろう
チリも積もれば山となる。それは資産も、コストも同じ。
長期投資とは、その名の通り長い期間をかけて行う投資です。
つみたてNISAの場合は、非課税運用期間が20年なので、
基本的には20年間の長期投資を行うことが前提になります。
コツコツと貯金とかした経験がある方ならお分かりかと思いますが、
少額ずつでも、貯金し続ければ、
気づくとそれなりの金額が貯まっていたりしますよね。
つみたてNISAも、その感覚で少しずつ積立られていきます。
しかし、同じことがコストにも言えます。
つみたてNISAには少額ですがコストがかかります。
20年という期間で見ると、少額でもバカにならない金額になりえるので、
コストを安く運用するよう意識しましょう。
【つみたてNISAにかかるコストについて学びましょう】
初心者が選ぶべき銘柄について知ろう
積み立てる商品はインデックスファンドがおすすめ!
つみたてNISAを行う際、
積み立てる商品を決める必要があります。
選択する際、大きく分けて
「インデックスファンド」
「アクティブファンド」
の二つがありますが、
積み立てる商品はインデックスファンドをおすすめします。
【インデックスファンドについて学びましょう】
つみたてNISAをやるための証券会社を選ぼう
菅生はSBI証券をおすすめしています。
つみたてNISAを始めるためには、証券会社に口座を開設する必要があります。
数多くの証券会社がありますが、投資目的がつみたてNISAのみであれば、
非課税制度に対応している証券会社であればどこでもOKです。
菅生は長年SBI証券を利用しており、
実際にお勧めできる証券会社であると感じています。
ですので、このつみたてNISA入門講座においては、
基本的にはSBI証券をお勧めしており、
つみたてNISAの購入など実際の流れも
SBI証券の利用を基に解説しております。
【証券会社選びのポイントを学びましょう】
SBI証券で証券口座を開設してみよう
投資未経験者にとって、口座開設が実は高いハードルになります。
菅生の経験上ですが、投資未経験者にとって
「証券口座の開設」という行為が、実はもっとも高いハードルになります。
口座開設にかかる手続き自体は、特段難しくありません。
ただ、本人確認書類の提出など、めんどくさい手続きがあることは事実です。
そのため、めんどうで腰が重くなってしまう、ということが往々にしてあります。
ですが、すでに述べた通り手続き自体は難しいものではなく、
つみたてNISAという見返りの大きさを考えれば、
多少めんどうでも着手する価値が十分あります。
【実際に証券口座を開設してみましょう】
つみたてNISA口座を開設してみよう
つみたてNISA用の口座を開設する必要があります。
証券口座を開設すれば、株取引など金融商品の売買はできるようになります。
しかし、つみたてNISAを始めるためには、さらに専用の口座を作る必要があります。
理由としては、つみたてNISAとは税制度の一つなので、
利用するためには税務署の審査承認が必要なためです。
なお、つみたてNISA用の口座は一つの証券会社でしか作れません。
証券口座を作るだけなら、複数の証券会社で開設することができますが、
つみたてNISAの口座を作れるのは、その中の1社だけです。
【実際につみたてNISA口座を開設してみましょう】
証券口座にお金を入金してみよう~SBI証券の場合~
投資を始めるための最初の一歩、証券会社にお金を入金しよう。
株などを買うときは、証券会社にお金を入金する必要があります。
例えば10,000円の株を買うときは、
少なくとも10,000円を銀行口座から証券口座に移動する必要があります。
つみたてNISAも同様で、運用を続けていくためには
毎月証券口座にお金を入金する必要があります。
せっかく積立の設定をしたとしても、
証券口座にお金が入っていなかったら購入できないので、
忘れずに入金しましょう。
【実際に証券口座にお金を入金してみましょう】
実際に購入し、積立設定をしよう
入金方法を学んだら、商品を選定して実際に購入してみましょう
ここまで来たら、あとは商品を購入するだけです。
ちなみに、つみたてNISAは「毎月一定の金額で購入する」するものなので、
基本的には最初に積立設定をすればOKです。
あとは入金を忘れないようにすれば、
ほっておいても自動で運用が行われます。
手間がかからない、これもつみたてNISAの大きなメリットですね。
【実際に購入してみましょう】
ドルコスト平均法とは何か
つみたてNISAの投資手法は「ドルコスト平均法」です
これは必ず覚える必要はないですが、
つみたてNISAのような、
「定期的に」「一定額」「長期間」購入する方法を「ドルコスト平均法」といいます。
ドルコスト平均法は比較的安全に運用ができる投資手法として知られており、
老後の資産を目的とした場合、やはり安定性は重要であるため、
ドルコスト平均法を活用したつみたてNISAは有用な手段と言えます。
【ドルコスト平均法について学んでみましょう】
積立NISA初心者はこの本を読もう
投資家のバイブル「ウォール街のランダムウォーカー」を強くお勧めします。
長期投資の勉強をするのであれば、必ず読んでおきたい書籍があります。
私の愛読書で、投資家のバイブルともいえる、
バートン・マルキールの名著「ウォール街のランダム・ウォーカー」です。
この本には、長期投資における最良の手法とは何か、
という問いに対する事実上の答えが載っており、
個人的には、投資の勉強はこの1冊で十分だと思っています。
【おすすめ書籍について】
まとめ
つみたてNISAに関する一連の記事をまとめました。
それぞれの記事は随時見直し、必要に応じて修正を加えていく予定です。
また、他にもあった方が良い情報なども、随時アップしていきたいと思います。
ご意見・ご感想等お気軽にお知らせいただけますと幸いです。
それでは。
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