うなぎの名店「尾花」!行列必死なので事前に注意点を押さえて、とろけるようなうなぎを南千住で味わおう!

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食べある記

夏はうなぎが食べたいねぇ~

っと、思ったりしませんか?

そのような方に、東京のうなぎ名店をご紹介!

【本記事で紹介するお店】

  • お店の名前:尾花
  • エリア:荒川区南千住
  • 来店日時:2021年8月1日 16時ごろ
  • 移動手段:車(近くにコインパーキングあり)
  • メニュー:うな重&肝吸い&う巻

【菅生の感想】

味:4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
店内の雰囲気:3 out of 5 stars (3.0 / 5)
コスパ:2.5 out of 5 stars (2.5 / 5)
また行きたい度:3 out of 5 stars (3.0 / 5)

うなぎの名店 尾花

今回ご紹介するのは、

「東京のうなぎの名店」と言われれば、

多くの方が南千住の「尾花」の名前を挙げるのではないでしょうか。

創業は明治元年(1868年)、150年以上の歴史があるお店です。

ミシュラン一つ星の評価も受けており、

まさに万人が認めるうなぎの名店ということになります。

※公式HPは見つかりませんでした。

南千住駅から徒歩5分程度

最寄り駅は南千住駅です。

JR・東京メトロ・つくばエクスプレスと

3種の鉄道からアクセスでき、

立地は駅から徒歩5分程度の位置なので、

通いやすさはピカイチです。

なお、道中までの電柱に尾花さんの道しるべもあります。

尾花さんで頂いた名刺の裏側に地図があったので、

こちらも参考にしていただければと思います。

近隣にコインパーキングあり

尾花さんは駐車場の用意はありませんが、

近隣にコインパーキングがあるので車でも来店は可能です。

いくつかご案内します。

【 タイムズ南千住第6 】

お店のすぐ隣に位置し、

且つ最大料金は990円と都内にしてはかなり安め。

価格・立地ともに尾花さんに行く際には最も適したパーキングですが、

駐車台数が4台なので、満車の可能性がかなり高いです。

ダメもとで行くくらいの方が良いかもしれません。

【 三井のリパーク 南千住5丁目第9駐車場 】

こちらは尾花さんから歩いて1分ほどの場所にあるパーキング。

最大料金は1,100円なので、これも都内にしては安め。

ただ、駐車台数はさらに少なく3台で、

かつ道がかなり狭いため、行く際は注意しながら行きましょう。

【 エコバイクパーク南千住1 】

おそらく一番無難なのはこのパーキングです。

最大料金は1,300円と、上二つより高く、

尾花さんからも徒歩5分ほどの位置とちょっと遠いですが、

それなりに広い道路沿いなので停めやすく、

駐車台数も15台ほどあるので、満車の可能性も比較的低いと言えます。

向かいにはタイムズがあり(最大1,320円)、こちらにも7台ほど停められます。

行列必死!早めに行って、最低でも1時間待ちを覚悟しましょう!

尾花さんの営業時間は以下の通りです。

  • 昼:11時半~13時半
  • 夜:16時~19時半
  • 定休日:月曜日
  • ※うなぎがなくなり次第終了

営業時間は事前にネットで調べていたため、

この日、菅生はぴったり11時半にお店に到着しました。

すると、お店はすでに大行列。

しかも、お店の前に出ている看板には

「お昼の販売分は終了しました。」

との文字が。え?まだ開店したばっかなのに?

ミシュランの名店を舐めてました。

開店時間11時30分のお店で、まさか11時31分にもう売り切れとは。

このまま帰るのも悔しいので、夜の部(16時から)を狙います。

適当に時間をつぶして、15時ごろに再度来店。

すると、やっぱり大行列。

まだ開店時間まで1時間もあるのに・・・

行列の最後尾には、店員さんらしき人が。

話しかけてみると

店員さん
店員さん

ご案内できるのは17時ごろになりますが、大丈夫でしょうか?

菅生
菅生

大丈夫です!

というわけで、炎天下の中で2時間待ちが決定しました。

この後の流れを簡単に記載すると、

  • 15時45分:お店の敷地内に案内される。
  • 16時:最初の10組ほどが店内へ。
  • 17時ごろ:菅生、店内へ。

ちなみに、夜の部も16時の時点ですでに販売終了したようで、

営業開始時間に来店しても食べられないお店であることが伺えます。

なお、お店の敷地内には日陰と椅子があり、

うちわも用意されているので、ある程度は涼をとることができます。

ですが、言うまでもなく真夏の暑さを凌ぐことは無理なので、

事前に水やお茶などは用意してから行くことをお勧めします。

さらにいうと、

こんなに行列するお店なのに、予約は不可。

並ぶのを覚悟の上で、早めに行くしかありません。

2時間待ちの末、ようやく入店!

お店の入り口はこのような雰囲気です。

老舗の雰囲気を醸し出していますね。

店内は畳一面。当然、靴を脱いで上がります。

畳の上に椅子とテーブルを置くという、

人によっては邪道とも取られるスタイル。

まぁ、椅子のほうがラクですからね。

客単価は10,000円前後

メニューは以下の通り。

うなぎの名店だけあって、さすがにいいお値段します。

今日は、以下の通り注文することにしました。

  • うな重(小):5,300円
  • きも吸:400円
  • う巻き:2,500円
  • 鯉あらい:1,100円

合計:9,300円(税抜)

よほどケチらない限り、

客単価10,000円くらいは普通にいっちゃうお店ですね。

ホントは、うな重(大)にしたかったのですが、

既に売り切れとのことでしたので、泣く泣く(小)にしました。

上品な料理の数々

結論から言えば、

注文した料理はすべて美味しかったです。

提供された順にご紹介します。

うなぎもたまごもふっくら、優しいう巻

注文から15分ほど。

まずはう巻が提供されました。

きれいですね。

厚めのだし巻き卵に巻かれたうなぎ。

もうこの時点で美味しさを期待します。

なお、つけダレと一緒にお召し上がりくださいとのこと。

まずは、たまごだけ食べてみます。

主張しすぎない、優しいだし巻き卵です。

固すぎず、柔らかすぎずといった食感で、

中のうなぎを引き立てる役目をばっちりこなしそうです。

次に、うなぎも一緒に、何もつけずに食べてみます。

うん、美味い。

うなぎの味と柔らかい食感を、

程よい固さのだし巻き卵がやっぱりうまく引き立てています。

何もつけなくても十分美味しいですが、

せっかくなのでつけダレと一緒に食べてみます。

先ほどよりも濃い味となり、うなぎにぴったり合います。

ただしタレは結構濃いめなので、つけすぎには注意です。

個人的には、何もつけずに食べる方が美味しいと感じました。

人生初の鯉あらい

う巻の提供から約5分、

鯉あらいが提供されました。

実は鯉を食べるのは人生で初めてです。

見た目は鯛とか九会みたいな白身に似てますね。

こちらは、味噌ダレに付けて食べてくださいとのこと。

まずは、何もつけずにそのまま食べてみます。

・・味がしない?

先ほどのう巻がしっかりとした味わいだったため、

舌が鈍っているのかと思い、

いったんお茶で口の中をリセットしてから、

再び何もつけずに口にします。

やっぱり、味を感じない。

コロナに罹患したのかと思うくらい、味を感じません。

薄味で有名なフグですら、ほのかに味があるのですが、

この鯉には味を感じませんでした。鯉ってこういうものなのか・・・?

次に、味噌ダレに付けて食べてみます。

うん、味噌ダレの味ですね。

そりゃそうだ、刺身に味が無いんだから。

と思いつつ、刺身に穂紫蘇が添えられていたことに気づきました。

穂紫蘇をこそいで、刺身に振りかけた上で食べてみます。

お、良い感じに引き立つ。

気のせいかもしれませんが、

穂紫蘇と一緒に食べることで、わずかに魚っぽい味を感じました。

いや気のせいかな?

味自体は何だか言うことが無いのですが、

食感はかなり不思議でした。

なんというか、

噛んだ瞬間はコリコリと固めかと思いきや、

歯ですりつぶすと粗めの繊維の塊のような・・・

表現がかなり難しいです。

なんかあんまり良いことを言っていませんが、

次回、どこかで鯉あらいを提供しているお店があったら、

たぶん注文すると思います。

大きな特徴が無いだけに、逆に食べやすく、ある意味記憶には残りました。

真打登場!うな重&きも吸

鯉あらいの提供から約15分、

ついに真打の登場です。

もう見た目から素晴らしい。

白米くんが黄金の掛布団で寝ているかのようです。

きも吸は、まさにTHE シンプルと言わんばかりの、

透き通ったお吸い物。

お店に並んでから約2時間半、

ようやくうな重を口にします。

ふわふわ&とろける

本当に、ふわっふわのうなぎです。

まさに関東風の蒸したうなぎの究極系です。

しかも、うなぎの脂加減も絶妙。

下の画像からはわかりづらいですが、

ほどよい脂が輝いています。

この、ふわふわ&絶妙な脂のせいか、

口にしたうなぎは、あっという間に溶けます。

そのへんのかき氷よりも溶けそうな勢いで、

歯が無くても食べられるんじゃないかと思ってしまうレベルです。

うなぎのたれは、意外と薄めの味で、他のうなぎ店よりも控えめに感じました。

その分、うなぎの味と脂が引き立っており、

かつ白米の味も感じることが出来、まさに絶妙なバランス。

きも吸には、きもと卵豆腐が入っています。

きもは、コリコリと固めの部分と、柔らい部分の両極端な食感。

きも自体が好みの分かれる食材かもしれませんが、

臭みなどは一切なく、お吸い物の具として最適です。

卵豆腐は、先ほどのう巻の出汁巻き同様、優しい味。

うな重のたれといい、

このお店は控えめな優しい味付けで統一されている気がします。

お吸い物自体は、

しっかりと出汁が効いており、三つ葉がよく合います。

まとめ

ちょっと鯉あらいは異質でしたが、

うな重・う巻・きも吸は評判通りかなりの美味でした。

全体的に控えめというか優しめな味付けに感じ、

その分食材自体の味が引き立っているような印象です。

かなりの行列を覚悟する必要がありますが、

その価値は十分あります。

この夏の自分へのご褒美に、

ミシュランのうなぎはいかがでしょうか。

それでは。

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