【ZONE】 Secret Base~君がくれたもの~【10年経っても色褪せない名曲】

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お役立ち通信

「10年後の8月 また出会えるのを 信じて・・・」

なんて、切ない響き。

菅生にとって、ずっと心に残る名曲です。

本記事は

  • 夏の名曲を知りたい
  • ノスタルジーな気分に浸りたい

という方向けに、菅生の実体験を交えてお話しします。

この記事の1文まとめ

・「転校」という普遍的なテーマがあるため、Secret Base~君がくれたもの~は、どの世代にもおすすめできる

今回の記事では、夏になると耳にする機会の多い名曲、

ZONEのSecret Base~君がくれたもの~のお話です。

お役立ち通信でもなんでもなく、もはやただの菅生の趣味ですが

この曲は菅生の人生においてトップクラスに印象に残っている曲であるため、

ぜひ紹介したく、執筆したいと思います。

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10年後の8月 また出会えるのを 信じて・・・毎年夏に、耳にすることの多い、このフレーズご存知の方も多いと思います、ZONEの名曲「Secret Base~君がくれたもの~」ZONEといえば、このイメージが強いです...

【夏の名曲】Secret Base~君がくれたもの~

この曲の特徴は「とにかく印象に残る」ことが挙げられます。

出だしのイントロのオルゴール、

サビのキャッチ―なメロディー、

そして「10年後の8月 また出会えるのを 信じて」という、

一度聴いたら忘れられない詞。

この曲は、「新しい出会い」「夏休み」「転校」など、

誰もが子供のころに経験したことのある出来事で構成されているため、

より印象に残りやすく、ノスタルジーを感じるのだと思います。

菅生は、映画とか、歌詞とか、小説とかには

あまり共感しないのですが(心が死んでる?)

この曲だけは、自身の思い出と重なることもあり、

今までの人生の中でも数少ない強く共感する一曲です。

リリースは2001年8月8日

現在33歳の菅生が、初めてこの曲に出会ったのは中学一年生のころ。

当時「キッズ・ウォー3」という昼ドラが放送されており、その主題歌でした。

詞の中に「10年後の8月 また出会えるのを 信じて」というフレーズがありますが、

気づけば今年で、10年後どころか20年後の8月を迎えてしまうという現実。

私も歳を取ったなと思うと同時に、

20年間、ずっと聴き続けているせいか、

この曲がもう20年前の曲であることに驚いてしまいます。

歌い手はZONE、作詞・作曲は町田紀彦さん

この曲を歌っているのは、

今はもう解散してしまった、ガールズバンドのZONEです。

当時女子中高生だった4人で結成されたグループであり、

「バンドでもない、アイドルでもない、自分たちはバンドル」

といった触れ込みで宣伝されていました。

ZONEにとって、Secret Base~君がくれたもの~は3rdシングルであり、

1st、2ndともに、売上の振るわなかった彼女たちが大ブレイクするきっかけとなりました。

Secret Base~君がくれたもの~の作詞・作曲を手掛けたのは、

ZONEの所属事務所の専属コンポーザーであり、

ZONEの育ての親ともいえる存在の町田紀彦さんです。

町田さんはZONEへ多くの楽曲を提供しており、

ZONEの解散とともに表舞台から去ってしまいましたが、

菅生は今でも町田さんが手掛けた曲をよく聴いています。

その意味では、Secret Baseも、ZONEも好きですが、

菅生は町田さんの大ファンでもあります。

町田さんが手掛けた曲は、Secret Base以外にもたくさんの名曲がありますので、

別の機会にご紹介したいと思います。

ZONE (バンド) - Wikipedia
町田紀彦 - Wikipedia

記録的な数のカバーがある

Secret Base~君がくれたもの~は、

カバーしたアーティストの多さでも有名です。

Wikipediaで確認できるだけでも、カバーアーティストの数はなんと20組。

それほどまでに、多くの方の心に残っている曲ということになりますね。

この曲のカバーで最も有名なのは、

テレビアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」

EDテーマに採用されたカバーでしょう。

アニメの放送終わりの直前、「君となるの終わり~」と曲が挿入されつつ、

アニメが終わりEDに移るという演出は秀逸でした。

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この「あの花カバー」も菅生は好きですが、

この曲に最もマッチしているのは、やはり原曲のZONEだと思っています。

そのため、本記事ではZONEのSecret Baseを前提にしています。

二人の男の子の、出会いと別れの歌

菅生
菅生

Secret Base~君がくれたもの~は、どんな曲なのか

サビのフレーズがとても印象に残りやすく、

多くの人が、夏にこの曲を耳にする機会があるかと思います。

歌詞を見ると、ぱっと見では恋愛を綴っているようにも見えますが、

この曲は「二人の男の子の友情」を綴った曲です。

実際に、MVも二人の男の子が登場し、

出会い、冒険し、喧嘩しながらも、友情を育み、別れを経験する、

という内容になっています。

詞は、町田紀彦さんの実体験がもとになっている

詞の内容は、作詞者の町田紀彦さんの実体験に基づいているとのことです。

当時、町田さんの所属事務所「スタジオ・ランタイム」は、

ZONEのメンバーをはじめ、子供たちが通うダンススクールでもありました。

そこで出会った一人の男の子が、町田さんにとても懐いていたようなのですが、

ある日、転校してしまうことになってしまったそうです。

転校前、男の子は町田さんに手紙を渡したそうですが、

突然の、転校という事実は、男の子も、町田さんも、どうすることもできず、

別れを迎えることになりました。

町田さんはご自身のブログで

「人一倍、別れが苦手」

と綴っていましたが、きっと、つらかったのでしょうね。

その時の体験を歌にしたらどうだろう、

と思って作ったのがSecret Base~君がくれたもの~

ご自身のつらい思い出をリアルに映し出して生まれた詞だからこそ、

心が死んでる菅生にも響いたのかもしれません。

男の子はちょっと恥ずかしがり屋?

また、この曲の魅力は、

小学生時代に誰もが経験したであろう「転校による別れ」を中心に、

「ちょっと恥ずかしがり屋の男の子」の心情を、

リアルに描いていることにあると思います。

菅生は、今でこそ人見知りなどはしなくなりましたが、

昔は、人見知りの恥ずかしがり屋で、

例えば、クラス替え直後に自分から周囲に話しかける、

などという芸当は不可能な子供でした。

Aメロに、次のような詞があります。

出会いは ふっとした 瞬間 帰り道の 交差点で

声をかけてくれたね 「一緒に帰ろう」

僕は 照れくさそうに カバンで顔を隠しながら 

本当は とても とても 嬉しかったよ

作詞:町田 紀彦

人見知りの菅生は、

自分から話しかけたりすることは、あまりありませんでしたが、

なぜか話しかけられることは多く、まさに、帰り道でいきなり話しかけられて、

ちょっと困りつつも、一緒に帰ったりすることがありました。

さすがに逃げたりはしませんでしたが、

やはり何だか恥ずかしく、照れくさく、何を話していいかわからないため、

少し困った気持ちもあったり、でもちょっと嬉しかったりと、

このAメロのフレーズには共感してしまいます。

長いようで短く、時間はあっという間に過ぎていく

そんな日々を過ごしていくうちに、徐々に打ち解けて、

一緒に過ごす時間がどんどん長くなっていきます。

小学生の頃は、1日が長かったですよね。

学校では、お昼休みはたったの20分しかないのに、全力で外で遊んで、

放課後は、17時まで、長いようで短い時間を、気の思うままに過ごしました。

また、男性なら昔、秘密基地を作ったりしたことがあったのではないでしょうか。

菅生の秘密基地は、マンションのゴミ捨て場の屋根の上でした。

そこで友達とよく遊んでいたりしたのですが、

当然、親に叱られ、最終的には秘密基地は撤去されてしまいました。

でも、あの時の思い出は、今でも鮮明に覚えています。

嬉しくって 楽しくって

冒険も いろいろしたね

二人の 秘密の 基地の中

作詞:町田 紀彦

夏休み、それは小学生にとって特別な時間

この曲では、二人の男の子の楽しい夏休みが描かれます。

あぁ 花火が夜空 きれいに咲いて

ちょっとセツナク

あぁ 風が時間とともに 流れる

作詞:町田 紀彦

この「花火が咲く」という表現が、繊細で美しいですね。

小学生のころの夏休みって、待ち遠しかったし、楽しかったですよね。

家族と旅行に行ったり、友達とプールに行ったり、

夏休みの宿題なんて、やる時間は無くて、とにかく毎日が充実して。

菅生が小学生だったころ、その時代には携帯電話なんて便利なものは無く、

毎日、朝10時になると友達の家に電話をして、

今日はどこで遊ぼうか、と楽しそうに話していました。

そんな楽しい時間は、あっという間に過ぎていきます。

誰もが経験する「転校」という名の別れ

小学生時代は、中学とかと比較して、特に友達の転校が多かったように思います。

まだ、親も若いため、もしかしたら転勤が多い時期なのかもしれません。

そして、この転校というのは、自分の力ではどうすることもできない、

強制的に訪れてしまう別れですね。

菅生が小学3年生のころ、クラスで転校が決まった友達がいたのですが、

その子はよほど転校が嫌だったらしく、

友達と一緒に家出を企て、そして実行しました。

ですが、所詮は小学3年生の浅知恵、わずか1時間ほどで捕獲され、

家に連れ戻されてしまいました。

そして、転校という別れを経験し、

悲しい思いをしながらも、少しずつ成長していくのでしょう。

小学生時代の友達で、

大人になっても付き合いが続くケースって、そう多くはないと思います。

菅生は、比較的小学生時代の友達が多く残ってる方だと思っていますが、

それでも、今でも時々会うのは5~6人程度です。

あの時代に、転校がきっかけで別れた友達で、その後再会した人は一人もいません。

というよりも、大人になった今、

どこかですれ違ったとしても、きっと気づかないでしょう。

でも、一緒に遊んだり、秘密基地を作ったりした思い出は、色褪せません。

今でも、あの当時の景色は覚えています。

「いつまでも 二人の 基地の中」

ラストのサビ直前のこのフレーズ、

まさに、何十年経とうと、秘密基地はずっと在り続けるのです。

突然の 転校で どうしようもなく

手紙 書くよ 電話もするよ

忘れないでね 僕のことを

いつまでも 二人の 基地の中

作詞:町田 紀彦

語ってくれた夢の行方を、もう知る術はない

この曲の世界の中では、

夏休みに過ごした時間の中で、二人の男の子がお互いの夢を語り合い、

将来に向けた希望に満ち溢れた描写がなされています。

小学生の男の子だと、例えばスポーツ選手になりたいとか、

ゲームクリエイターになりたいとか、想像はたくさん膨らむことでしょう。

ちなみに、当時の菅生の夢は大工でした。渋すぎるだろ。

夢を語ってくれたあの時代から、ずいぶん長い年月が経ちました。

きっと、いろいろな経験をして、大人へと成長していったことでしょう。

あれから、夢はかなえられたのでしょうか。

残念ながら、それを知る術は、きっと永遠にないのでしょう。

先ほど述べた通り、少なくとも菅生は、

転校を機に別れた友達と再会した経験はありません。

また、当時たくさんの思い出を共有した友達も、

そのほとんどは、もう付き合いがありません。

もしかしたら、いまの子供たちは、転校する友達とも、

メッセンジャーだったり、SNSだったりで繋がったまま、

転校を経験するのかもしれません。

その場合は、菅生の時代の子供たちと比較すると、

転校後も付き合いが続く可能性は高いのかもしれません。

しかし、距離と時間は、少しづつ、でも確実に、人の心を引き離します。

おそらく、小学生でSNSなどで繋がっていても、

大人になる時までつながったままというのは、稀なのではないでしょうか。

この曲の男の子たちは、10年後の8月に、再会できたのでしょうか。

もし再会できていたとしたら、きっと話すことがたくさんあるのでしょうね。

君と 夏の終わり 

将来の夢 大きな希望 忘れない

10年後の8月 また出会えるのを 信じて

作詞:町田 紀彦

まとめ

  • 照れ臭い、でも嬉しい、新しい出会い
  • 永遠にも感じる、夏休みの思い出
  • 転校という名の別れ
  • どれか一つでも経験があれば、この曲には共感できそう

菅生の拙い文章では、この曲の魅力が伝わり切らなかったかもしれませんが、

自身が体験したことが描かれた作品って、感情移入しやすいと思います。

この点で、この曲は「夏休み」だったり「転校」だったりと、

普遍的なテーマが使われており、

多くの方が共感できる内容になっているのではないでしょうか。

今年は、Secret Base~君がくれたもの~の発売から、

20年後の8月を迎えます。

今年の夏の思い出のお共に、この曲を聴いてみるのはいかがでしょうか。

君が 最後まで 心から 

「ありがとう」 叫んでいたこと 知ってたよ

涙をこらえて 笑顔でさようなら

せつないよね

最高の 思い出を・・・

作詞:町田 紀彦

最高の 思い出を・・・

それでは。

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